研究テーマ

 所属学生が基本的に各自でテーマを設定し、研究を進めていくスタイルをとっているため、そのテーマは多岐にわたり、学科の専門分野に近い水環境、都市・土木工学に関連するもののほか、農業・廃棄物・運輸交通・消費行動・エネルギー・環境意識など、各自が専門分野にとらわれずに、幅広いテーマで研究を行っています。現在のように社会・経済がどんどん複雑化していく時代に求められている現実的な環境マネジメントを意識しながら、浅くてもいいから、幅広い分野で 積極的に議論することをとおして、全体を見渡して最適な方向性を探る考え方を身につけることができる研究室です。

2017年度は、以下のような卒業研究テーマを予定しています。

 

■食料問題研究グループ

食料自給率の改善と環境負荷の低減を同時に実現するシステムの構築を目指し、食と農の6次産業化・地産地消・食品循環資源のリサイクルなどに関する分野で、ライフサイクルアセスメント(LCA)やアンケート調査などの手法を使って研究を行います。

 

■電力・エネルギー問題研究グループ

 再生可能エネルギー(太陽光や風力など)の導入に関わる政策評価や電力取引システムなどのテーマについて、GIS(地理情報システム)による分析や行動ゲーム理論などの手法を使って研究を行います。グループ内で協力しながら研究を進めます。

 

水循環・社会システム研究グループ

 水資源問題の解決に寄与する技術(再生水利用システム)や水処理技術について、環境負荷・コスト・利便性など、多様な視点から評価する手法を研究します。建物・地域などを対象にして技術要件を満たしつつ環境負荷を最小化する水循環・社会システムの設計手法を検討します。

 

グローバル生物資源循環研究グループ

 食料問題と水資源問題が切っても切れない関係にあるように、世界規模での資源の循環はさまざまな環境問題との接点を有しています。生物資源を中心とした資源循環と環境問題の関連性を、統計データやGISを用いて分析し、循環利用を促進し環境負荷を低減する政策の提案を目指します。

 

その他、各人の提案と教員との相談により、ごみとリサイクル・住宅・都市・交通・産業・環境意識など、環境に関わる幅広い分野で、環境システム分析の手法を使った様々な研究に取り組んでいます。

 

*過年度の卒業論文テーマ

*過年度の修士論文テーマ